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​研究内容

“極”“超”に挑戦する高分子材料

高分子材料を対象として,構造と物性(主に力学物性と表面・界面 物性)の関連を,分子レベルからナノ・ミクロ・マクロに至るまでさまざまなレベルで解明し,応用展開することを目標に研究を 行っています。このためには,高分子材料についてものづくりから始まり,基礎的な内容,分析・評価方法の開発から高機能化・ 高性能化に至るまで幅広いフィールドをカバーした研究を進めています。その過程においては,卓越した アイデアに基づいて最新の実験を行い,それを精密な実験機器を駆使して解析し,材料開発へと結び付けています。

現在取り組んでいる研究テーマは大きく3つに分けることができます。

 

①「構造」vs. 「力学物性」  ⇒ 高分子 の 微細構造と力学挙動に関する研究

②「構造」vs. 「表面物性」  ⇒ 高分子 表面の機能化に関する研究

③「力学物性」,「表面物性」⇒ 高機能・高性能高分子複合材料に関する研究

具体的な研究テーマとしては,下記のようなものがあります。

①X線回折による結晶性のバイオベース高分子や合成高分子の結晶弾性率

②ナノラマン分光やX線回折による高分子表面や接着界面の構造解析と表面界面物性制御

③高分子と無機材料の複合材料化による熱・電気伝導性といった新規機能付与や高性能化

④ナノセルロースを利用した新規高機能・高性能材料の創出

近年の研究業績

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